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どーもOri3(@ori3_hokklog)です!
4月1日に洞爺湖町に移住してから、あっという間に2ヶ月が経過しました。
移住を考え始めた時からあった「憧れ」的なものや、「不安」的なものや、「願望」的なものなど、
いろいろ考えてたことなどあったわけですが、実際住んでみてどうだったか???
今どんな感じ???ということについてお伝えしたいと思います。

憧れていた地域・場所に住むということ
以前は札幌に住んでいたのですが、まあ北海道内で言えば圧倒的に都会なわけで、道内であれば大体どこに移住しても田舎暮らしに近い状況になると思います。
うちの場合は、以前から足を運んでいた洞爺湖町に移住をしたのですが、他の地域を検討したことも無く、「洞爺湖町一択」でした。
しかも、「洞爺地区一択」だったんです。
洞爺地区というのは、旧洞爺村があった地域で、平成の大合併により隣町の虻田町と合併して「洞爺湖町」になったところです。
で、この地域は洞爺湖湖畔近くに住宅が集まっていて、自然と共生するとてもスロウな雰囲気があり、札幌から足繁く通っていた地域でした。
移住者も多くいて、この地域・雰囲気が好き!ということで移住されている方や、この地域で事業をしたいと移住されている方などもいます。
そういった方々との関わりの中で、我が家も「いつかこの地域で暮らしたい、いつかこの地域で商売したい」なんてことを考えるようになりました。
ただ実際移住するとなると、住む所や仕事をどうするか?という問題があり、そう簡単にコトは運ばないのですが、今回公営住宅に入居をすることができたので、とにかく移住しちゃえ!ということになりました。
「憧れていた地域」ということで、多少のバイアスはあるものの、来て良かったなーと思える毎日をいまのところ過ごしています。
毎日気持ちの良い景色が見られること、農産物はじめ美味しい食材が豊富なこと、周りの喧騒も無くとても静かでゆったり過ごせること。
もちろん札幌には札幌の良さがあって、それはそれで良いんだけども、洞爺湖にも洞爺湖の良さがあって、今の我が家にはそちらが合っているなと感じています。
考えていた不安は実際住んだら・・・
とは言え、田舎に移住・田舎暮らしって良いことばかりでは無いわけで、いくつか不安に思っていたこともありました。
まずは医療。
万が一何かあった時に、病院が近くに無ければちょっと不安だなーと思っていました。
それでも洞爺湖町には大きめな病院が2つあって、洞爺地区にはそのうちの一つ温泉病院があります。
近々で体調に不安はありませんが、何かあれば対応できそうな病院があるのはありがたいなと思います。
次に、日々の生活物資の確保。
買物する店がほぼ無い状況で、どうやって生活していこうか?というのが不安要素でした。
今まで当たり前のように札幌駅近辺で買物をしたり、近所の大型スーパーに行ったり、アリオやイオンなどのショッピングセンターに行ったりなどなど、なんの不自由も無く生活をしてきました。
ですが、洞爺地区にはそういった店舗は全くありません。
これが日々の生活にどう影響するか?というのが不安な部分でした。
田舎暮らしだとどうしても買物難民になりやすい傾向があると思います。
ただ、実際は「それほど不便でも無いかな」という印象。
近所には「俺たちのセコマ」ことセイコーマートしかありませんが、逆にこれがあることでとても助かっているという感じがあります。
ちょっとした食料品や日用品はあらかた揃うし、温かいお弁当やおにぎりも買うことができます。
車で20分そこそこで虻田地区に行くと、そこには食品スーパーが2店舗、ドラッグストアとホームセンターもあるので、そこまで行けば生活必需品はほぼ揃います。
まちのお肉屋さんなどもあるので、選択肢がぐっと増えるわけです。
さらに20分くらい車を走らせれば伊達市に到着。
こちらには小さいながらもイオンがあったり、大型スーパーや家電量販店、マクドナルドやケンタッキーなど外食チェーンもあったりします。
車で片道1時間圏内を見渡せば、まあ札幌とそれほど変わらない生活ができるんじゃないかなと思いますし、札幌でも端から端まで車で走れば1時間とかかかるんで、そう考えれば生活物資の確保も安心できると思いました。
3つ目は地域のコミュニケーションです。
これは移住者の中でも苦労する人は多いんじゃないでしょうか。
確かに全く誰も知らない地域にひとりでポコっと引っ越すと、それはそれは大変だと思います。
我が家的にも多少の不安はあったのですが、ここはクリアできました。
理由は3つあって、①公営住宅に入居したこと ②子供の小学校入学 ③以前から足繁く通ったことで地域の人脈ができていたこと
①公営住宅に入居したこと
公営住宅は「団地」なので古くからこの地域に住んでいる人も多く、そういった人との関わりを通してコミュニケーションできたのは大きいと思います。
もちろん良い人、そうでない人など色々な面がまだわからない部分もありますが、現状では悪い人はいない感じなので良かったかなと思います。
②子供の小学校入学
同級生の親御さんの中にも同じように移住されてきた方がいたりするので、そういった人との関わりからも地域に溶け込みやすい状態があると思います。
田舎なので同級生の数も少ないため、他の子供たちがよく分かる=親御さんとのコミュニケーションも増えることが良い方向に向いていると思います。
③以前から足繁く通ったことで地域の人脈ができていたこと
ぶっちゃけ一番大きいのがコレかなーと思います。
これまで約8年くらい月1回程度洞爺に来ることがあって、お店周りをしたり宿泊をしたりする中で、地域でお店をやっている人とのコミュニケーションができていました。
そういった人達がいたからこそ、移住しても友人知人として様々な情報を教えてくれたり、家族ぐるみのお付き合いをさせてもらうなど、環境が変わっても安心して暮らせている要因だと思います。
医療や買物環境など物理的な不安はなんとかなるかもしれないけど、地域の人とのコミュニケーションはうまくいかないとしんどいと思うので、もしこれから地方移住を考えているなら、その地域にひとりでも知り合いを持っていくことをおすすめします。
で、今どうよ???(まとめ)

で、今移住して感じていることは「洞爺サイコー」ということ。
今は移住してまだ2ヶ月なので、見えていない部分や感じていない部分もあると思います。
それでもなんだろう、楽しいというか、気楽というか、ストレスフリーというか、そんな感じで「暮らす」ということができているように思います。
コロナウイルスの影響で、田舎暮しや移住を考えている人多いんじゃないでしょうか。
我が家はそれとは関係無く移住しましたけど、人生を見直す機会として、田舎暮しや移住を考えてみるのも良いかもしれませんね。
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