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デジイチからミラーレス一眼「LUMIX G9PRO 」に買い替えた僕が、その理由について語ってみようと思う。

デジイチからミラーレス一眼「LUMIX G9PRO 」に買い替えた僕が、その理由について語ってみようと思う。

この記事を読むのに必要な時間は約 17 分です。

どーもOri3です。
先日カメラについてこんなツイートをしました。

そういえばこの件について、Lumix G9 PROに変えたいきさつや、今使っていてどんな感じか?というところを、備忘録的にブログに残しておこうと思っていて三連休も過ぎてしまったので、今日書いていこうと思います。

目次

この記事はこんな人のために書いています。

  • 今はスマホの写真で満足だけど、子どもができたのでデジカメを買い替えたいなーというパパ。
  • デジカメは種類があり過ぎて何を選んだら良いかわからん!
  • コンデジや古い一眼からステップアップするならどれ?
  • 僕にとっての備忘録・・・。

カメラ選びは本当に楽しいのですが、色々悩むことも多いかと思います。
今回悩んだことや、購入に至った経緯なんかを書いていますので参考になれば良いなと思います。

これまでのメインカメラは「PENTAX K10D」でした

未だ手元に残ってる「PENTAX K10D」

2006年11月に発売された、PENTAXのデジタル一眼レフカメラ「K10D」

確か翌年1月に、ボーナス叩いてレンズキットを15万くらいで購入した薄い記憶があります。

当時はCANON、Nikon、コニカミノルタ(今SONY)、PENTAXのデジイチが2、3世代目となっていたので、機能的に向上してきたということもあり購入に至りました。

その頃は千葉県に住んでいたので、関東圏のスナップ写真撮りに行ったり、旅行に行ったりして写真撮るの楽しんでたなー。

そうそう、カンボジアに井戸を掘りに行くというボランティアに行った時も、コイツを持って行って写真撮影しました。

<<こんな写真撮影していました>>

標準レンズのみならず、評価が高くて安いと評判のFA50mmやシグマの30mなどの単焦点レンズを使うことも多く、良さげな写真もたくさん撮れていたので、気に入って約13年くらい使ってきました。

なぜ買い替えをしたのか???

普通に撮影する分には大きな問題は無かったのですが、やはりそこは古いデジイチ。

特に子どもが生まれてからは「もうちょっとなんとかならんかったかな」と感じる写真も多くなり、色々な部分で不満というか不具合が目立つようになってきました。

おそらく古いデジカメをまだ使っている人にとっても、以下の買い替えポイントを見ると「そうそう、それな!」とうなずくことも多いと思いますので、以下読み進めて下さい。

<買い替えポイント①> オートフォーカスがえらい遅い

これはもう、古い機種の宿命だと思います。
特にIT関連やデジタル関連の技術革新は日進月歩で進んでいて、どんどん新しい機能が追加されるとともに、基本性能がガンガン向上してきています。

K10Dも同様、子どもの動きに全くついて行けず、運動会や発表会など一大イベントでシャッターチャンスを逃してきました。

なんとか対応しようとショット数を稼ぐのですが、OK写真の割合も少なく、残念な結果になってしまったこともあります。

あー、大切な思い出が・・・・・。

<買い替えポイント②> 暗所に弱い

正直、古いカメラは暗所=暗いところでの撮影が、圧倒的に弱いです。

F値1.4とかの明るいレンズを使ったしても、手ブレの問題はなかなか解決しませんでしたし、ISO感度を高くしていくと、すぐにノイズも増えてしまいます。

先述した子どもの発表会は屋内で暗幕を張って実施されるので、照明があるとしてもカメラ的には光量が足りません。

そんな状況で、動きのある歌や踊りの発表があると、ブレブレ写真がたくさん撮れてました・・・。

あー、大切な思い出が・・・・・。

<買い替えポイント③> モニター非可動、ライブビュー無し

最近のカメラには当たり前の機能ですが、13年前のカメラには付いていません。

PENTAXはファインダーがひとつのウリではあるのですが、やはりライブビューがあると撮影の幅が広がります。

モニター非可動なので自撮りもできず、家族でセルフィーみたいな時もあったりするのですが、勘と経験を活かして「こんな感じかな?」でシャッターを切っていましたが、結果何回も撮り直しをしたことがあります。

<買い替えポイント④> 画素数が低い=解像度が低い

これも古いカメラなので仕方無いのですが、K10Dのセンサーは1020万画素なので、 おそらく今どきの「スマホ」と比べても、見劣りする画素数になってしまいました。

PCのディスプレイ上で見る分には問題は無いと思うのですが、子どもの写真を大判でプリントする、やはり粗さというか解像度や色乗りなどが弱いなという印象です。

結果:基本性能に対する不満がほとんど

というように、不満点のほとんどが「基本性能に関わることで、これらはレンズを良いものにしたとしても、買い替えをしなければ改善されないことなので、これを良い機会と捉え買い替えることにしました。

買いたい時が買い替え時です!!!

買い替えを検討した時に悩んだこと

カメラだけでは無いと思うのですが、家電製品やパソコンなど買い替えを検討した時、特に何も検討せずにスパッと買えるのは、おそらくApple製品くらいじゃないでしょうか。

価格、スペック、使い勝手、色やデザイン、口コミなど、ありとあらゆる「誘惑」がある中で、買い替える機種を探すのは一苦労です。

僕自身も相当情報を集めて、あーでもないこーでもないと検討しました。

主に検討したのが以下の項目で、今デジカメ買い替えを検討している人も参考にしてもらえればと思います。

①どんな使い方???

まずはここが大事で、いわゆる「目的」です。

デジカメの種類は選ぶのが困るくらいたくさんあるので、まずはどんな使い方をするのか?を決めてから機種選定をするのが良いです。

僕の場合、まずは子どもの撮影、次に旅行などでの風景撮影、あとは街中スナップという優先順位でした。

それとビデオカメラも少々古い機種なので、HD画質までしか撮影できないということもあり、動画撮影機能は少しこだわりたいなと思っていました。

②一眼レフ? ミラーレス? コンデジ? どれにする?

以前は本格的に写真を撮影するなら一眼レフ一択でした。

しかし、今はミラーレスカメラの出現により選択肢がどんどん増えています。

コンパクトデジカメでもセンサーサイズが大きく、画質がとても良いカメラも数多く発売されているため、とても迷うポイントでした。

実際どのメーカー、どの機種にするかは、次の悩みポイントである「マウントはどうする???」と合わせて検討していく必要があったと思います。

③マウントはどうする???

マウントというのは、交換式レンズとカメラの本体であるボディを接続する部分のことになります。

これはカメラメーカー各社によって規格が異なるものです。

僕が使用していたPentaxはKマウントというものでした。
他のメーカーですと、CANONはEFマウント、NikonはFマウント、SONYはEマウントとなります。

マウントが同じであれば、古いレンズでも基本的には使えるということになるので、Kマウントの新しいデジカメを買うと、手持ちのレンズ資産がそのまま使えるということになります。

とは言え、人によっては買い替えを機に、レンズ・ボディ一式を買い替える「マウント変更」をする場合もあります。

僕の場合もKマウントのまま行くのか?
それともマウント変更をして違うメーカーのカメラにするのか?
機種選びで一番悩んだところだったと思います。

④センサーサイズは???

センサーサイズを選ぶのは、デジカメと付き合っていく上で重要な要素になります。

デジイチの場合、1)フルサイズ 2)APS-C 3)マイクロフォーサーズの3種類あり、それぞれに特徴がありました。

詳細についてはここでは割愛しますが、それぞれにメリット・デメリットがあるものの、最終的には①で話した目的に合わせたカメラ選びが大切だと思います。

センサーサイズの違いについてはコチラが参考になります

⑤予算は???

僕の場合、最後に予算を考えました。
人によっては予算から決めて、機種選定をする場合があると思います。

ただ、僕的には13年振りのデジカメ買い替えなので、できる限り目的にあったものを買って、またそれなりに長く使いたいなと思っていたので、予算は最後になりました。

とは言えライカとか40万も50万もするような、バカ高いカメラなんて買えませんので、最大で20万まではなんとかしようと思い検討に検討を重ねました。

候補になったカメラ達

当初候補になったカメラは以下のカメラです。

① Pentax KP & Pentax K70

PENTAX KP(出典:Amazon)

PENTAX K70(出典:Amazon)

まずはKマウントのカメラが最初の候補でした。

KPは暗所性能も高く、ISO感度を高くしてもノイズが乗りにくいと評判でしたし、なんと言ってもレンズ資産をそのまま活用できることが最大のポイントでした。

ただ、AF性能がやや劣るということが気になっていましたが、ボディ価格が9万前後ということでコストパフォマンスが高そうだなと感じていました。

② SONY α7Ⅱ & SONY α7Ⅲ

SONY α7Ⅲ(出典:Amazon)

SONY α7Ⅱ(出典:Amazon)

SONYのフルサイズミラーレスが候補その2でした。

色々情報探していくと、YoutubeとかWEB記事とか見るとべた褒めで、特にガジェット系やカメラ系のYoutuberは、ほとんどがα7Ⅲ推しだったんです。

実際動画見ると、フルサイズセンサーということで画質はもちろん良いし、動画機能も良い、ミラーレスなので軽いし、レンズも豊富、アクセサリーも豊富なので、一気に心が傾きました。

ただしα7Ⅲの場合、検討当時レンズキット価格が約24万円、α7Ⅱだと約20万円ということで、少々予算オーバー気味。

もうひとつ懸念事項があって、それが交換レンズの価格。
フルサイズセンサー向けのレンズって軒並み10万円超えてくるわけで、ちょっと良いレンズだと20万円オーバーなのでカメラがもう一台買えちゃうくらい。

それが二の足を踏む要因にでした。

③ CANON EOS R & CANON EOS RP

CANON EOS Rボディ(出典:Amazon)

CANON EOS RP(出典:Amazon)

SONYのフルサイズミラーレスを見てから、心がフルサイズに向いていました。

CANONから発売されているフルサイズ機で、後発ながらブランドイメージの強さから検討をしたのですが、ミラーレスでは後発のため、機能面やレンズの豊富さなどSONY機の方が 有利な面が多く、早々に候補から外れました。

④ Panasonic LUMIX G9 PRO

LUMIX G9 PRO(出典:Amazon)

実は当初、LUMIX G9 PROが候補に入っていなかったんです。

その理由は「マイクロフォーサーズ」だから。

正直、マイクロフォーサーズは「初心者向き」とか「安いカメラ」という勝手なイメージを持っていて、積極的に買おう!とは考えていませんでした。

嫁カメラがOlympusのEM-10だったのもあって、マイクロフォーサーズはちょっとねーくらいの気持ちでした。

Olympusさん、Panasonicさん、本当にごめんなさい~。

ではなぜ、僕は「LUMIX G9 PRO」を買ったのか???

愛機LUMIX G9 PRO

最終的にはLUMIX G9 PROを買ったのですが、最後の最後までSONY α7Ⅲを買うつもりでした。

むしろ、α7RⅢまで視野に入れてしまうほど、フルサイズミラーレスの可能性やみんながSONYって言ってるんだよという、長いものには巻かれろ的発想でポチる寸前だったんです。

しかし、ある日とあるブログに出会い考えが変わりました。

それがこちらのブログ。

中でも以下の記事がとても参考になりました。

正直マイクロフォーサーズを誤解していました

どうやら僕はこれまで、「マイクロフォーサーズのことを完全に誤解していた」ということに気づいてしまいました。

検討事項の優先順位を考慮すると、フルサイズ機のメリットよりも、マイクロフォーサーズのメリットの方が高いように感じたんです。

僕が感じたマイクロフォーサーズのメリット

ピントが合いやすい

子どもの撮影において重要なのは、AFの速さとピントの合いやすさだと思います。マイクロフォーサーズはフルサイズよりも被写界深度が深く、ピントが合いやすいメリットがあるのを初めて知りました。

オートフォーカスの速さも顔認識技術の向上により、古いカメラとは比べ物にならないほどの速さがあるとのこと。

望遠がすごい

それに運動会や発表会など、子どものイベント撮影の場合、望遠レンズを使って遠くから撮影することが多くなります。

マイクロフォーサーズはセンサーサイズの都合上、レンズの焦点距離が2倍になるという特性を持っています。(フルサイズは1倍、APS-Cが1.5倍)

その分画角という撮影できる範囲は狭くなってしまうのですが、補って余りある特性だと僕は思います。

具体的には、フルサイズ換算100mmのレンズを使うと、マイクロフォーサーズだと200mm換算の写真になるというもので、200mmだと400mm、300mmだと600mmとなるので、望遠レンズを使う撮影が多い場合はとても遠くまで撮影しやすいカメラということになります。

暗所性能もOK

マイクロフォーサーズはフルサイズに比べてセンサーサイズが小さくなっています。

センサーサイズが小さいと入ってくる光量が少ないため、写真が暗くなりやすく明るいレンズを使うか、ISOを上げる必要があります。

ですがISOを適正にしなければ写真にノイズが出たり、のぺーっとした階調の無い写真になってしまいます。

それでも作例を見る限り、暗所性能はセンサーサイズが大きいフルサイズ機には敵わないものの、WEB上で見る限りでは相当良い印象でしたし、K10Dの暗所性能とは比べ物にならないほど進化していると感じました。

使いやすい液晶モニター

モニターはPanasonicお得意のバリアングル液晶で使いやすいですし、自撮りについてもモニターが横に付いて回転することで、ホットシューに何か付けていてもモニターを確認できるので完璧!と思えました。

動画性能は最高クラス

動画性能は評価の高いGH5と同等クラスの性能ということで、写真のみならず動画も求めていた以上のスペックだと感じました。

4K撮影もできますが、編集することや自宅のTVやPCのディスプレイが、未だ4K対応では無いためFHDでも十分ですし、画質はレンズの性能に左右されるものの、Youtubeなどで作例を見た感じではとてもキレイに撮影されているなという印象でした。

そして僕は、マイクロフォーサーズ最高の楽しみを知ってしまった

レンズ買うのって楽しいよね・・・

そして僕は、マイクロフォーサーズ最高の楽しみを知ってしまいました。

なんと言っても「交換レンズの豊富さとその価格」だということを・・・。

かの有名なLEICAが監修をしたパナライカレンズ、Olympusのプロ向けシリーズであるM.ZUICO PROレンズなどは、フルサイズ機であれば20万超えの価格になるところ、マイクロフォーサーズなら10万円以下のものもあります。

フルサイズ機用レンズの半額ですよ!半額!

1~2万円代 の単焦点レンズも非常に優秀で、焦点距離で2、3本買っても4~6万程度で買えるというのは、写真を撮る楽しさを存分に味わえるのではないか?

そう考えると、自分の使い方や目的に合う機種は フルサイズでは無くマイクロフォーサーズじゃないか!?ということで、LUMIX G9 PROを購入しました。

実際の価格とかはどんな感じ???

僕が購入した時(2019年7月)はレンズキットで約22万円でした。

この記事執筆時点で(2020年2月現在 )LUMIX G9 PROレンズキットが約18万円(価格.com最安値)になっていますので、すでに4万円くらいは値下がりしていますね。(LUMIXは全体的に値下がりが大きい傾向にあるそうです)

フルサイズ機の売れ筋、SONYのα7Ⅲレンズキットの価格が約20万円 (価格.com最安値) なので、マイクロフォーサーズで18万円だとちょっと高いなと感じるかもしれませんが、LEICAのズームレンズが付いてこの価格はかなり安いと思います。

ボディのみ+安価な単焦点レンズで揃えるなど工夫すれば、10万円でお釣りが来る買い方もできますし、マップカメラやキタムラなどにも 中古の程度が良いものの数も増えてきていますので、選択肢はかなり多いんじゃないでしょうか。

結論:写真を撮ることが楽しい!しかし腕はまだまだ・・・

ということで、 LUMIX G9 PROを購入するまでの経緯について 「語る!」ということで、長々とここまで書いてきました。

結論としては、以前K10Dを購入した時に感じた「写真を撮ることが楽しい!」という感覚を取り戻すことができたので大満足しています。

特に子どもの撮影では、ピントも合いやすく、望遠がすごいマイクロフォーサーズが使いやすいと思います。

豊富なレンズラインナップもあり、僕も単焦点レンズ+望遠レンズをすぐに購入し、写真ライフを楽しんでいます。

コンデジや古い一眼からステップアップするにも、予算が合えば最適な1台と言っても良いカメラです。

とは言え、写真を撮る方の僕の腕はまだまだ上がっていませんので、これからもどんどん撮影をしつつ、良い写真が撮れるようにしていきたいと思います。

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